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ナツメグトリップ

  • 執筆者の写真: Takou
    Takou
  • 2019年2月21日
  • 読了時間: 3分

更新日:2019年2月22日

ナツメグには近い将来有望と言われている成分「ミリスチシン」が含まれています。

このミリスチシンが体内で活性化されれば若干のサイケデリックや高揚感等の作用があるといわれていますが、「抗がん剤」としても研究が進められているようで動物実験では強力な抗がん効果が確認されているようです。現代社会においては副作用の少ない安全薬として期待したいところです。



本題に戻ります。

まずはじめに、

世界では、ナツメグをどのように試しているのか?


①スーパーのスパイスコーナーに売っているナツメグの粉を飲む。


②グレードの高いナツメグのエッセンシャルオイル飲んだり局所に塗り込んだりしている。


上記のどちらかでしょう。


大きな違いは、粉末状とオイル状もそうですが、①はトリミリスチンという成分が含まれ②はトリミリスチンは殆ど含まれません。

粉末ナツメグ体験中、具合が悪くなり嘔吐や下痢を繰り返したと言う話を聞いたことがあります。その原因はトリミリスチンにあり肝臓に長く留まるナツメグの不快成分でもあります。


そして、ナツメグの成分

◯ミリスチシン

◯若干のエレミシン

◯若干のサフロール

◯原型の実もしくは、ナツメグパウダーに含まれるトリミリスチン


例えばの話ですが、

ナツメグの粉2〜3g、及びナツメグエッセンシャルオイル0.5ml〜1mlを服用したとします。

トリップの主要因であるミリスチシンは個々人の体質にもよりますが、殆ど活性化されずに多くの人達は何も感じなく終わってしまうかもしれません。


☆因みにナツメグエッセンシャルオイルのLD50(半数致死量)は体重50〜60kgの人でおよそ150〜160mlです。

トップシークレットと言われているコーラのレシピの中にナツメグのエッセンシャルオイルが入っているようで私が時々飲んでいる感触的には部分的にナツメグオイルの味がします。

ペプシの方が少し多いかもしれません。


さて、

ナツメグで本当にトリップできるのか?

ハーブペディアにも掲載されている外国人のナツメグエッセンシャルオイル単体使用での結果ですが、

40%位の人達は何かを感じ、

60%位の人達は殆ど何も感じないという結果も出ています。


何故、差がでるのか?

体質の差と言えば一言で終わりますが、

細かくみると、直近に飲み食いした物の影響や、様々なハーブティーなどを摂取している影響、処方薬を飲んでいる影響、そして最も影響が大きいと言われている肝臓に多く存在する薬物代謝酵素。


ナツメグを服用後、体内でミリスチシンの代謝産物1'-Oxomyristicinにならなければサイケデリック効果は出ないようです。


黒コショウに含まれているピペリンがミリスチシンを活性化させるとの情報もありナツメクオイル1ml~2mlと黒コショウ5g個人的に何度か試しましたが最初の2~3回は活性されましたがその後全く不活性となりました。このコンビネーションでは使えません。更に更に緻密なコンビネーションでなければ万一の時自分自身の癌対策としては使えません。


一方、ナツメグ粉では不快成分であるトリネリスチンにはグルタチオンを減少させる効果があるとの文献もあり、グルタチオンを減少させることはミリスチシンが活性化されやすくなるのかもしれませんが、1日~2日具合が悪いまま過ごしたくありません。


※当記事の内容は、あくまでも参考文献として見流して下さい。

ナツメグの粉を飲み過ぎた死亡例も外国ではあります。

むやみな使用量はお控え下さい。


では、




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